『まぁ、明日の自由行動。城戸達のグループと回るし、一緒にいたらどんな人か分かるよ』




ベッドに寝転んでビックリ発言する。




『えっ?一緒に回るってどう言うこと!?聞いてないけど!』




いつの間に決めたの!?と目を見開く。




『さっき波音が集合してった後!だから、明日は楽しもうね!おやすみ』




そう言ってベッドの中へ潜り込むと、あたしに背を向けて眠ってしまった。




……城戸くん、ね。





あたしは、さっきの笑顔が頭に焼き付いて離れなかった。