華の恋



質問には答えないし、
また微妙に笑ってるし…。



もう…怒ってない…みたいだけど…。



質問に答えないなら意味無いよっ。



もう寝よう…。



そう思って立ち上がり、
ドアノブに手をかけた時、



「華恋」



呼び止められ振り向くと、
さっきまで華恋が座ってたところを
ぽんぽんと叩いてる勝ちゃん。



…座れ…ってことかな?



再びベッドに戻り、
さっきの場所に座った。



なっ…何?



何もせずじーっと華恋を見る。



もしかして…告白?



それとも…キスの理由
教えてくれるとか!?



そう思ってると、
いきなり肩にかけてたタオルで
華恋の髪を拭きだした勝ちゃん。



「風邪ひく…」



まだ水滴が残ってる華恋の髪を
乱暴に拭く。



なんだ…髪拭くだけか…。



「…ありがとう」