華の恋



「あっ、うん」



胸をおさえたまま
勝ちゃんの部屋に入った。



「…平気?」



「え?」



雑誌を手にベッドに座った勝ちゃんは
雑誌をぱらぱらと開きながら聞いてきた。



「な、何が?」



「ストーカー」



「何で知ってるの?」



思わず勝ちゃんの横に座った。



「みなと…から…電話で…」



みなと、言ったんだ。



おしゃべりめ。



「平気?」



雑誌からは目をそらさず聞いてきた。



「うん…大丈夫」



「なんでしなかったの?」



「え…何を?」



雑誌に向いてた目を華恋に向け、



「電話」