『何ていうの?まぁ、ついぽろっとさ?
わりぃわりぃ!許せっ』



「絶対嫌だ…」



『心せまっ!
わざわざ電話してやったのによ~』



だって…本当にありえない。



俺が華恋からもらったプレゼントを
大切にしまってることを知ってるみなと。



別にしゃべるなとは言ってないけど
ただでさえキスのことでパニックに
なってる今の華恋になんで言うの?



本当に意味が分からない。



『ってか勝。
さっさと帰ってんじゃねぇーよっ。
俺1人で飯食ったんだぞ!?』



「真は…」



『あいつは女子に手相習ってた。
飯誘っても真剣すぎて気付かねーの』



手相…真は不思議だ。



『とにかく謝ったからなっ!
あっ、あともう1つ。
今からそこに華恋行くと思うから
頑張れよ』



「は!?」



ベッドに寝転がってた俺は
思わず起き上がった。



『まぁ、頑張れ。
俺に感謝しろよ?じゃっ』



「ちょっ…みな」