素早く動いたけど、やっぱり3秒以内は無理。



それでも響太は置いてくことなんてなく、私が乗り込むのを待ってくれた。




そんなとこにも、心臓がドキドキとうるさかった。






車内でも緊張。


「ぷっ…な~に固まってんだよ。


いつもはすげ~うるさい電話かけてくんのに。」





「…それはそうだけど…


てか、電話…迷惑ですか…?」



「ばぁか…今更だよ!!


別に、もう慣れたし」




「じゃあ!!これからも電話するから♪」



「…はいはい」


学校にはすぐに着いてしまった。