もう死にたい・・・

馬鹿じゃないの

辛いの・・・


もう嫌なんだ・・・


生きていることさえ嫌なんだ・・・

ガタンッガタンッ

電車の音が大きくなる・・・


ごめんねお母さん・・・

約束なんて守れないや・・・

ごめんね・・・


『さ・よ・う・な・ら』

ピピィ―――!!!!


私死ぬんだ・・・


やめろ―――!!!!



幻聴?


誰なの?
















ガシッ

「はぁはぁ・・・間に合った・・・」

誰が邪魔したの?

なぜ助けたの?


ゆっくり目を開けた・・・


『・・・』


「大丈夫か?てか死ぬなよ!なんかあったなら話聞くから!」


『何で邪魔するの?どうして・・・ッ・・・な・・・んでよッ・・・』


「もう大丈夫だから・・・」

ギュウッ


知らない人に抱きしめられてるのに嫌な気持ちにわならなかったよ・・・


貴方だから・・・


すがりついて泣いたあの日君との出会いでした