「何でしょうか…?」

「冬夜が優しいからって自惚れちゃダメよ。冬夜は誰のものにもならないんだから。」

分かってる…
そんなのわかってた…

「まあ、あなたみたいな子供を冬夜相手するわけないんだけど」

そう笑いながら言われた…

「じゃあね…」

そう言って女の人は去っていった…

「気にするなよ…あいつの言うこ…」

「ごめんっ…帰るっ…」

「ちょっ…」

私は走って自分の部屋へと帰った…