「あ、うん…ごめんね…」

って何で私謝ってるんだろう…

「あれは別に彼女なんかじゃねぇし…」

うん…知ってた…
冬夜が特定の女の子を
作らないことなんて…

だから見る度に隣には
違う女の子がいるんだよね…

「そっか…あ、冬夜は好きな人とか…いないの…?」

思いを伝えられないなら
これくらい聞くことは
許されるよね…?

「さぁな…ごちそうさま。また明日な。」

そう言って逃げるように
私の部屋から出ていった…