冬夜はこうやって時々
私の部屋にやってくる。

そして来ては私の作ったご飯を
おいしいと言って食べてくれる。

そんな些細なことが
結構嬉しかったりする。

「もうすぐだな…クリスマス…」

「そう…だね…」

「明日祝日だし、一緒にどっか行く?」

いきなりの冬夜の言葉
もちろん行きたいっ!
だけど…

「あの…今日の彼女は…?」

「見てたのかよ。」