―――――――――――――


「はは~ん。恋のライバル出現ね~」


真穂はなんだか楽しそうに笑った


「ちょっと!人が悩んでるっていうのに~!」

「あはは!ごめんってば~!」


でも…真穂の言葉は本当に本当かもしれない


あの後はあっさりと私を家に送ってくれて、あっさりと別れちゃった


車の中でも真優さんについては一切話さなかった


てか、聞けなかったし…


「愛梨のいくじなし~!そういうのはガッツリ聞かなきゃダメだよ~!」


真優にほっぺをプニプにとつつかれた


ほんと…私はいくじなしだ