空の上からの

清澄高校まで俺等はバスで登校する


俺は乗り物酔いが酷い


だからあんまり乗りたくない


バスが来た。俺は嫌々バスに乗る


和樹は俺の隣で携帯をいじっていた


「気分わりぃ…」


俺は気分が悪くなって和樹に呟いた


「なら降りればー?」

和樹は俺に笑顔で答える


俺はムカついて和樹から視線を反らした


少したつと学校に着いた