空の上からの

そこにはあの子が居たような気がする

でも一人じゃない。誰かと一緒にいる。

誰なのかわからないけど、男なのはわかる。俺はただそれを見て、悲しむだけ。



「絶望」
それしか頭に残らない。
耐えられなくなってくる。
全ての現実に耐えられない。


「ぁぁぁあ!」



変な奇声をあげて俺は目が覚めた。
まだ5時すぎで外はまだ暗い。


「はぁ…」
ため息しかつけない自分にイライラしてくる

鏡の前に座り、ふと気づいた