空の上からの

和樹の家から出た俺は、ゆっくりとしゃがんだ。

彼氏でもないのに何で絶望を感じるのか、今の俺にはわからなかった。



「恵美は彼氏居た」



たった一言で俺の心のは砕け散った。



ゆっくり家に帰った俺は、服を脱いでスウェットを来て横になった。



「終わった」


俺はそう呟いた
今思えば、会ってすぐの女をここまで想ってる自分が馬鹿馬鹿しすぎるよなって感じた


でも、考えとは裏腹に涙が出てた
目を閉じて、ゆっくり眠りについた



夢を見た。