空の上からの

「マジかよ…」


ドアから出て来たその子は、紛れもなく朝池の前に立っていた子だった



「遅い!早く座れ!」


その子は俺の隣に座った。



俺はその子をずっと見てしまっていた。


「今から体育館で式があるから並んで体育館に入れ!」

先生のでかい声が響いた


俺は席を立ち廊下に出ようとした。

その時、少しだけ俺の時間が動いた。


…神様…これは貴方からのプレゼントですか…?