初めに、演奏バンド順で舞台に出た。 俺達は、当日のスケジュール用紙によると、7番目。 10番中7番目。 めちゃめちゃ良い順番だと思った。 ぞろぞろと舞台に出て行こうとする人の前の前に、どこかで見かけた奴が居た。 まさか…! 「大王!」 「…ユカちゃんの彼氏!」