俺も決して軽い足取りではなかった。 二人にして、またけんかでもしたら。 今度こそ、あの二人はやばいんじゃないか。 …だけどこれまで二人が腐れ縁で仲良く生きてきたのは、きっと歩幅が合ったから。 ラブラブになれなんか言わない。 心がちょっと通じ合うだけで良い。 仲直りして欲しい。 「来たよ、カイジ。」 ゆっくりと声を掛けた。 彼女は真っ赤な目をもう一度こすった。 「…まじで来たの。」 「…まじで来たよ。」