「こっちはさ、まだチケット買ってないから、約束してた『ライブ』、言ってきなよ」
ハラくんが笑顔で言った。
そう、チケットは今日ライブするバンドメンバーから直接チケットを買う予定なのだ。だから、別に一人減ったって問題はない。
カイジは確実に嫌そうな顔をしていた。
「え、いいの!ちゃんとチケットは二枚買ってあるんだよね~」
麗奈さんはとても嬉しそうで。
「だよね、麗奈姉ちゃん楽しみにしてたんだから、カイジ、今日は大丈夫だよ。別々でライブ楽しもう?」
「行くよねカイジ?」
「あ、ああ…」
こうしてカイジと麗奈さんは二人DASHEDfc-を出て行った。
「幼なじみなのに、なんでカイジくんはあんなに姉ちゃんを嫌うのかなあ、ふふ」
もしかして、ハラくんは確信犯…?



