「まだあるぞ。『至って普通の毎日が、瞬間的にバラ色に染まった…』」 俺は次のページをめくり、得意気に話した。のに。 「瞬間的にバラ色に染まった?じゃあ一瞬で普通に戻ったのかよ」 ああん!? そうだよ、それで何が悪い。 「鮎川くんー。そこは歌詞だから。気にしないで」 「ハイユカちゃん!!」 なにその主従関係…