朝から俺はどきどきだった。 既に心臓はばくばく。 深呼吸を何度もしていないと息が出来ない程だった。 夏休み明けの課題テストの時間も授業中も、俺は彼女のことを考えていた。 艶のある少し茶色がかった長い髪。 透き通るような白い肌。 大きくてまんまるな目。 小さくて華奢なその姿の奥の、仕事に一生懸命な心。 俺はそんな彼女を好きになったんだ。