「渚・・・大丈夫か?」






先輩や美帆たちを押しのけて近づいてきた。
何で、助けてくれるのかな?
昨日あったばかりの関係だってゆうのに・・・。







「秀明、お前、調子のってんじゃねーぞ!?」







先輩はヒデのむねぐらを掴んで思いっきりヒデを殴った。









「ヒデッ!!」






ぼやけた視界もその時ははっきりとヒデが殴られた瞬間が見えた。
たぶん、その時のあたしの目はこれ以上ないっていうくらい
開いてたと思う。








「何・・・すんだよッッ!!」






しばらくして、美帆たちは足音も立てないでその場から逃げ去った。
足がいうことをきかなかったから、起き上がることもできなかった。
6時になって見回りの先生がヒデたちの喧嘩を要約とめた。








「神田は、保健室に来い。先生が居ると思うから。」





「ヒデたちは!?」