「はぁ〜…どーしよ。」 ボーっと屋上から見えるグランドに目をやると、むこうでバスケをしている男子の団体が見えた。 「おっ!舘川はっけ〜ん!」 千佳があたしに言った。 「どこっ!?どこ?!」 「あのバスケの団体。白いTシャツに黒いジャージを着てる奴。」 よーく見ると… 先生が居た。 「先生だっ!!」