タコが言っていた言葉を もう一度思い出す。 「タイムリミットは、一日限り。存在が消えてしまうと、その先どうなるのかは私にさえ分からない──…」 「それでもお前は選ぶのか」 ボクは、言葉の渦が頭の中でグルグルと 輪廻していくのを感じながら願う。 王子は、いつまでも お幸せに───… 、と バブルは、堕ちてゆく 下へ下へと抵抗など効かない不条理な力によって─… そして、天空からは こぼれんばかりの白い雪が 降り積もってゆく。 それは、月夜に照らされて 眩い輝きを宿していた。 【End】