どこかで見たことがある所だと思ったら、

どうやらさっき歩いていた所らしい。

うん、と僕は首をかしげた。
その後はクレーンゲームが置いてある部分があるのだが、
人がたっている。
その人は僕とそっくりな恰好をしていて、

そのよこに僕が持っているのと同じかばんが置いてあるのだ。

きっと何かの偶然だろう、と気にしないようにしたが、だんだん気味が悪くなってきた。
そんなんでクレーンを動かしていたものだから、狙っていたビルを取るのに失敗して、ビルを倒してしまった。
すると、ドォーン!というすさまじい轟音がなりひびいた。

僕は驚いてあたりをみまわした。

やはり、こんな気味の悪いゲームするんじゃなかった、と僕はその場を後にし、とても時間をつぶす気にはなれず、仕方なく近くのビジネスホテルに泊まることにした。