「さっきのは?」

「それはちょっと自信ない。言葉通りに受けとると、空からクレーンが吊されていて、ビルを持ち去ってしまった、その原因を作ったのは、自分がベッドの横にあったレバーを操作したせいだ、ってこと。」

「それが事情だとしたら、一人にしちゃまずかったんじゃないか?あのまま落ち着くのを見届けるべきだったな」
「警部、今からでも遅くはありません、いきましょう!」

「よし、行ってみるか!」

刑事二人は半信半疑で、
探偵は何かを知るために、
クレーンを動かした男の部屋へと向かった。

と次の瞬間!!