チラホラと雪が舞う頃


あたしは一人哀しさを覚える


暗い色のコンクリートに舞い落ちる雪のように


あたしの心にも静かに積もっていく



キミとの年の差


気にしてないわけないじゃない



ミュージックプレーヤーについている可愛いシール


着てきたコートに挿してあるヘアピン


たくさんあるわ



不安が降り積もって自分の色が見えなくってきた時に


キミは意地悪をいう


あたしにしか言わない意地悪を



もう


嬉しくなって哀しくなるじゃない