本当に年上?


なんて思ってしまうくらい子供みたいなキミがスキ



俺って優しい


自分でそんなこと言っちゃうキミがスキ



真っ白といえば包帯


なんて突拍子もないことを言い出すキミがスキ



あたしにだけ見せる意地悪なキミはもっとスキ



そしてそんなキミをスキなあたしがあたしはスキ



だけど絶対口にはしないわ


だってキミにとってのあたしは数少ない気を使わなくていい相手


いなくなったら困るでしょう?



だからあたしは人とは違うスキの残し方をしようと思う


可愛いげのない子でいて


キミを笑わせて


冗談を言い合う



それがあたしのスキの残し方



いつかキミがあたしをスキになる日まで