数分後。

「杏チャン、話合うねぇ!!」

「そりゃ!アタシは七海の中学からの親友ですから!!」


何故か2人は私のことで盛り上がってる……。


「じゃあさ、七海のさ!お宝画像見る?もぉ寝顔とか超天使な訳!!寝てる時だけだけど…」


太陽は、私を妹みたいに可愛がってくれていた。
良きお兄ちゃん的存在だった。
……でも、それが日々エスカレートしていって……。

今では完璧にストーカーになりやがった。


「わぁ!見たい!!じゃあ、たぁくん、コレ見たい?」


杏菜だってそう。
最初は優しくて可愛い女の子だった。のに……。

今は、もう面倒くさいってくらいに、私を愛して下さってる。
まぁ、簡単に言うと『変態。』


「……」


はぁ。
馬鹿は放って置こう。

チッ。
あとで2人をこってり、絞ってやろう。