何故、僕がこんな思いをしなければならないんだろう



僕が何をしたと言うの?

─ナニモシテイナイ



そうさ、何もしていない。
僕と言う存在さえ、ないものにされているのに


何が出来ると言うのだろう



何もしていないのに


ナニモシテイナイノニ

─どうして









どうしよう


とても憎い


僕にない、全てを持っている


君が、




あの日、僕なんかに

花のように優しく

微笑んでくれた


君が、






どうしようも無いくらい



─憎くて






どうしようも無いくらい