「飲み屋は反対口なんです。サークルのヤツがバイトしてる店の個室を借りて……」
俺はそこまで言うと言葉を一旦止めた
俺と同じように遅刻して飲み屋に行こうとしている佐山と目があったからだ
ジーパンのポケットに手を突っ込んで歩いていた佐山が気がついて、俺らに「よっ」と挨拶をした
「あれ? ライ、彼女連れかよぉ。ずりぃなあ」
佐山が凛をちらっと見てから口を尖らせると、通り過ぎていく
佐山だって、彼女の家でまったりしてきたんじゃないのかよ?
俺は階段を下りていく佐山の背中を見て、微笑んだ
「え? あれ? いいんですか?」
凛が不思議そうな顔をして聞いてきた
「何がですか?」
「…だって、ほら…ちゃんと説明しないと」
説明?
佐山に、何を説明するんだろう
俺は凛の言葉に首を傾げた
「説明…ですか?」
「バイト先の人で…サークルの飲み会に興味があるだけって」
俺は、凛の言葉を聞いて微笑むと「面倒くさい」と口にした
俺としては、誤解されたままでいい
むしろ誤解してくれって思うよ
そうすれば、飲み会の間だけは、凛を俺のモノにできる気がするだろ
偽りの関係でもいい
凛と恋人同士になりたいよ
こんなに、俺の気持ちが膨らんでいたなんて…俺自身も驚きだよ
凛が好きだ
旦那がいてもいい
どうせ、浮気をしているような男だ
俺のほうが凛を幸せにできる
俺が、凛を幸せにしたいんだ
俺はそこまで言うと言葉を一旦止めた
俺と同じように遅刻して飲み屋に行こうとしている佐山と目があったからだ
ジーパンのポケットに手を突っ込んで歩いていた佐山が気がついて、俺らに「よっ」と挨拶をした
「あれ? ライ、彼女連れかよぉ。ずりぃなあ」
佐山が凛をちらっと見てから口を尖らせると、通り過ぎていく
佐山だって、彼女の家でまったりしてきたんじゃないのかよ?
俺は階段を下りていく佐山の背中を見て、微笑んだ
「え? あれ? いいんですか?」
凛が不思議そうな顔をして聞いてきた
「何がですか?」
「…だって、ほら…ちゃんと説明しないと」
説明?
佐山に、何を説明するんだろう
俺は凛の言葉に首を傾げた
「説明…ですか?」
「バイト先の人で…サークルの飲み会に興味があるだけって」
俺は、凛の言葉を聞いて微笑むと「面倒くさい」と口にした
俺としては、誤解されたままでいい
むしろ誤解してくれって思うよ
そうすれば、飲み会の間だけは、凛を俺のモノにできる気がするだろ
偽りの関係でもいい
凛と恋人同士になりたいよ
こんなに、俺の気持ちが膨らんでいたなんて…俺自身も驚きだよ
凛が好きだ
旦那がいてもいい
どうせ、浮気をしているような男だ
俺のほうが凛を幸せにできる
俺が、凛を幸せにしたいんだ


