「奈央起きて!着いたよ♪」

「…んっ―」

「奈~央っ!着いたってば!」

「ふぁ~、もう着いた?」

気が付いたらもうバスは

これでもかってくらいに森で

見渡す限り森ばっかりだった。

「奈央っ!早く行こ?」

「うんっ」


――――のことに気をつけて

キャンプでの生活を楽しんで下さい。

長い長い先生の話や、校長先生の話が

終わったと同時にみんな飯ごう炊さんの

準備をちゃくちゃくと進めた。






「奈央?」