そして、私も眠れないでいる。私たち二人は、まんじりともせず一夜を明かす事となった。
感じる事ができるのはお互いの息遣いだけだった。
雅巳。
私の大切な親友。
あなただけは失いたくないわ。
声にならない気持ちを心の中で隣にいる雅巳に語りかけた。雅巳はそんな私に何の反応を返さなかったが、時々漏れる吐息が、まるで私の気持ちを感じているかのようにも思えた。
感じる事ができるのはお互いの息遣いだけだった。
雅巳。
私の大切な親友。
あなただけは失いたくないわ。
声にならない気持ちを心の中で隣にいる雅巳に語りかけた。雅巳はそんな私に何の反応を返さなかったが、時々漏れる吐息が、まるで私の気持ちを感じているかのようにも思えた。



