「りーく!俺たち、飲むもの買いに行ってくるから。」
啓太は結局最後まで踊っていたんだろう。汗だくになっていた。芳川さんも一緒に買いに行くと言う。
「あ、陸たちは待ってて。ちひろちゃん、足痛いんじゃない?休んでなよ。陸をボディガードに付けてくから。」
どこで見ていたのかそう言うと、俺にだけ聞こえるように声をひそめて、
「…お前がオオカミになるなよ?」
と言った。
「おっ…!?啓太っ?!!」
慌てる様子の俺を、ちひろは不思議そうに見ていた。
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