私は小さく呟いた。 「誠さん……」 「んー?」 「……一緒に寝たら……駄目……かな……」 「えっ……」 誠さんの表情が止まる。 何言ってるんだろう…。 恥ずかしい 恥ずかしい 恥ずかしい でもそれ以上に… どうしても傍に居たかった…。 誠さんはフッと笑った。 「……今夜は……少し寒いもんな……」