反省なんかする事ない。 だだちょっと振り上げた手で 叩く真似をしただけなのに…… すぐ泣く。 ……女なんて嫌いだ。 嘘をつく奴も嫌いだ。 悪口を言う奴も嫌いだ。 『疾風くんの妹…病気のせいで小さいんだって?』 『お父さんと、お母さんが悪いことをしたから、生まれた子どもがおかしくなるんだって。あたしのママが言ってたよ。』 なんにも知らないくせに…………。 「くそっ……!」 暗い物置の中で 俺は膝を抱えて目を閉じた。 そのまま眠ってしまった。