『え?あ!智也!』 急に声を掛けられ、誰かと思うと幼なじみの智也だった。 「よぉ。後ろから似たような奴が居るなーと思ったらやっぱりお前か」 軽く手を挙げて言ってくる。 『久しぶりだね~。卒業式以来?』 「そうだな。龍之介と梨優は元気か?」 そう聞かれて、今日のお昼の出来事を思い出す。