SunFlower―恋の花が咲くまでー

『麦茶しか無いけど良い?』

「あ、うん。ごめんね?」

『ううん。そこらへん適当に座ってて』
そう言って隣のキッチンに行く。

自分の部屋は片付けて無かったので、リビングに太陽君を案内した。

コップに氷を入れながら、今更考える…。

何しに来たんだろ?

何で家知ってるの?

…ようこ先生と……。

やめよ……。

ブンブンと考えを追い出すように頭を振るとリビングへと戻る。