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「俺、里中になんかしたかな~?」
向日葵ちゃんといい、里中といい…女の子はよく分からない。
「ん?あぁ…別に梨優になんかしたとかじゃあ無いと思うよ?」
じゃあ、なんなんだ…?
里中の方を見ると、1人、前を向いて考えてる風だった。
「それより、この後、暇?」
「え…?あぁ暇だけど」
里中の方から視線を戻し言う。
「じゃあさ、3人で飯食いに行かね?」
「3人て…里中?」
「当たり前じゃん!俺、腹減ったし…」
夏休み間近のため、今日から午前中授業。
だから、お昼時の今は当然、お腹が空いている。

