『そういう機会が無かっただけだよ…』 「機会ね…。まぁ、あのヘタレ智也がくっついてればねぇ…」 『ヘタレって…りっちゃん…』 あたしは思わず苦笑する。 智也っていうのはあたしの小さい時からの幼なじみで中学からは龍君とりっちゃんと4人でいつも一緒に居たんだ。 「ヘタレよ。あいつは。で、あんたは高校入ったら積極的に?すぐに太陽と喋ってるし、下の名前で呼ぶんだもん、好きなのかと思うじゃない」 『そ、それは苗字が同じでややこしいから…!』 積極的とかじゃないよっ!!