『カレンちゃん?』

ママの高い声が私を呼ぶ


『な‥に?』

『ママねカレンちゃんと一緒に暮らしたかったけど
名字が変わっちゃうでしょう?
だからカレンちゃんはパパと暮らしてもらおうと思うの
良いかしら?』