「あっ…会えたぁ…」
「あげは!大丈夫か?」
「ごごっごめんなさい!私またぶつかって…
怪我はしてませんか?大丈夫ですか?」
思わぬ偶然に頭がついていかない。
「大丈夫だけど、心配したぞ」
「ごめんなさい
あ、あの
話があるんです」
「うん、」
さすがにこんな道端、しかも夜
ぶつかった衝撃で倒れたまま
「と、とりあえず場所を変えませんか?」
「そうだね、そこの公園にする?」
「いや、寒いし私の家に来ますか?」
「いいの?」
「はい。」
「じゃあお言葉に甘えて、」
私の家までの数分間
微妙な空気が漂う中
私達は無言だった。


