『・・・・えっ!?』


携帯には
高木雅人と表示されていた。


高木くん。
あたしの好きな人。

どうして高木くんが!?


パニック状態の
あたしの脳内に着メロが響く。


あたしは深呼吸をして電話に出た。


『・・・は・・い・・・』


緊張して声が小さくなった。

顔が真っ赤になったあたしは
下を向いてしまった。


高木くんが見てるわけじゃないのに・・・



そう思うとますます顔は赤くなる。