「誠ッ!学校遅れる―」


「んぁ・・。別に・・俺遅れても
 ぃぃし・・・・・むにゃ」



「馬鹿やろ―ぅ!あんた生徒会長でしょ?
 ちゃんとしなさぃ―ッ」


「ぅゎぁ!朝から大声出すなって」



・・・腹立つ。


「今の繭羅の声で目覚めた。ありがとな」


そう言って私の頭に手を載せる誠。