Sugar◆Christmas





私はやけになって、伏せていた頭を、思いっきり上げた。



「泰智?私はもう言ったからね!!泰智は、私のどこが好きなのっ?!」

「…わぁ~、夏歌。積極的だねぇ♪」

「どうなんだよ、泰智?答えてやれって」



泰智、なんて言うのかなぁ?
まさか、無いなんて言わないよね?

もしそうなら、別れてやるんだから。


泰智は、私と目を合わせず、左の方にある窓を見ていった。



「……全部。」



小さな声だけど、この三人には絶対に聞こえる声。

一瞬二人が黙って、沙織は小声で叫び出し、将太君は席を立ち上がる。



「きゃぁ~!!夏歌!!全部だって!!!!!いい彼氏だね、泰智君!!!!」

「泰智~。お前も結構、言うんだなっ!!いやぁ~、カッコイイ!!」