帰宅後、私は瑠亜の家に向かった

――コン、コン

「瑠亜、いる?」

――ガチャ

「愛理チャン…」

「返事、しにきたよ。」

「…ぅん。」

「私ね、瑠亜の気持ち嬉しかった。

 私もずっと瑠亜のことみてきたから」

「ぢゃぁ…!!!」

「でも!
 でもね、今ゎ大輔が好きなの。
 
 数ヶ月、前までは
 瑠亜が大好きで、瑠亜以上なんて
 いないって思ってた。

 けど、大輔と付き合って
 変わったの…

 今、私の中は大輔でいっぱいなの。」


正直な気持ちも瑠亜に話した。

「…そっか...

 私は、あの男に勝てなかったかぁ。」

「ごめん…
 瑠亜のこと今でも好きだよ?
 
 でもね、『好き』の意味が
 かわった」

「ぅん。ありがとぉ。

 今は、1人になりたい。」

「瑠亜・・・」


私は何も言えなくなって
部屋からでた。