『ライ?』 ライは下を向いたまま黙り込んでいる。 あたしはライの手が震えているのに気づいた。 『ライ…何で震えてるの?ねぇ…』 ライは何にも答えてくれない。 「渚…俺……」 ライの声は弱々しくてかすれている。