「買い物は??」

「要るって言うものは大体買った。最低限は揃えたよ。」

「そか。起こすなよ。疲れてんだろうからよ。」

「ちがっ!にいちゃんがライトの電気間違えて押したんだって!!」
「だから!俺のせいじゃなくて響のせいだって!!」

「お前ら!!違うって!!当たっただけだって!!」

「うるせぇ。おいっ。」

頭の上から降る声に顔を上げると日和くんがこっちを見ていた。

「お前、風呂はいって来いよ。」

「えっ??」

「はぁー・・・。響。連れてってやれ。」