また下を向いてしまった彼女にかける言葉が思いつかなかった。


2人に流れる空気は冷たいが、
蝉は鳴き続けてさっきから何もくちに含んでいないおれは限界がきていた。


心なしかめまいもしてきた。


あれか、慣れない太陽の下に何時間もいるからかな?



あー…
何か考えるのめんどくさくなってきた…




『おい、少女』




ゆっくり顔を上げる彼女に俺は驚くことを言っていた。











『俺んち、くる?』



暑さに溶けそうな頭ででた答えがこれだった。