甘めな年上彼氏





約2年前と変わらない
向井さんの姿が
そこにはあった。


「え…??どうして??」

頭が混乱して
全く理解できない。

ただ1つ
向井さんが
そこに居るってだけ。



「なんで怜奈がここに??」


もしかして…
向井さんが
お父さんの部下??


「……お父さんに
掃除してって頼まれて…」

「お父さんって??」

「笹山…博(ササヤマヒロシ)。」


お父さんの
名前を言った瞬間
向井さんがため息をつく。


「まじかぁ…」


少しだけ…
戻ってきた冷静の中

向井さんの
スーツ姿初めて見た。

なんてどうでも
いいことを思った。