やっと離してくれた時には もうかなり 息があがっていた。 「あ…ごめん。 夢中になっちゃって。」 向井さんは全然 悪びれた様子もない。 そして向井さんは あたしの耳元で囁いた。 「怜奈が 可愛すぎるんだって。」 カアァァァー って真っ赤に染まる頬。 だって!! 「もう、向井さん!!」 「あ…怒った。」 「……怒ってないです。」 「うそだぁ。」 「向井さんのバカ。」 なんでだろ…?? こうやって冗談言って 笑い合ってるのに 不安が消えない。 心の中では何故か 不安でいっぱいだった。