すぐに唇が離れて
向井さんは聞いてきた。


「いやなら言って??

これ以上いったら
止められないから…」


あたしは
首を横に振る。


大丈夫…
なんでだろ??
今までより向井さんが
愛しく感じるよ…



「優しくするから…」


って向井さんは
軽く微笑んで
またあたしの唇を塞いだ。









――――――――――


クリスマスの夜
あたしたちは繋がった。






「怜奈、可愛かった。」

「え!?…なにっ…」

「また今度ヤろうか??」

「―――――っ!!」


終わった後のほうが
狼に感じたのは
あたしの気のせい??